若干不安になりなってると…



ゆっくり入り口から出てきた。



やっと逢えた俺の犬。




「おっせえんだよ!バーカ!」



え…。




久々の再会。



もっとさ感動あんじゃねえの?



「どんだけ待たせんだよ!バカ遊星!」


相変わらず口わりい。




でも…



キキらしいな。




「待たせたな。キキ。」



そう言うと、
チョコチョコ寄ってきて…



ぎゅ…




抱きついてきた。



キキの匂い。



あ…首輪まだついてる…




「キキただいま。」



ぎゅうって抱きしめてやった。