ヤクザのオッサン

しばらくして…



「ねえ!ねえねえ!
あの人超格好良くない?」



「ヤバイ!格好いい~
お客さんの彼氏だよね~
いいなあ~」



皆が騒がしい。


店のそと見てキャーキャー
いってる。



うちはそれどころ
じゃなくて、


商品を整理するのに必死。



「ね、キキ!キキ!」


「ユメノ、今忙しいの~
手伝ってよ~。」



「そんなの後だって!
あれ見て!」



ユメノがそう言うから
渋々窓の外を見た。