ヤクザのオッサン



そして、夜。


愛斗に連れられ、
事務所。


「おぉ犬!来たか。」


「犬って呼ぶな!」



「キキにもサンタが来たぞ。欲しいか?」



「サンタ!?てゆか何それ。」



トウヤが持っていたのは
長細い箱。



「これ欲しけりゃ、
ちょっと手伝ってくんね?」



「はあ?何を…」



「クラブの1日店員。
まぁ勿論俺つきで。」



クラブ…って…
遊星にバレたらヤバくね?



「嫌だ。」



「ふ~ん。
お前の飼い主からのいらねえの?」



ニヤニヤ箱をゴミ箱へ…



「飼い主って…は?
遊星?は?」




「とにかく…行くよ~」



訳のわからぬまま
連行。



「オレも行く~」



愛斗まで着いてきた。