リビングに行ったら
ソファーでだらけてる陸。


「コウタいい加減起きないと
サンタさんプレゼント持ってちゃうわよ~」


はっ!!


今日クリスマスなの!?

いろいろ有りすぎて
そんなの忘れてた。



「プレゼント!オレ部屋行く~」


今の今までグーグー寝てたのにパチッと目をあけ
するりと降りたコウタ。



単純だなあ。


遊星とクリスマス過ごしたかったな…


なんて…。



「キキご飯食べなさい~」


「へ~い~」


テルミさんの飯マジで旨い。


太りそう。




「キキ、おはようさん。」

「はよ~」


朝から爽やかな孝文さん。


登場。



「ほれ。」


頭の上にポコっと置かれた紙袋。



「何!?」



「クリスマスだろ?」



もしや…これは…



プ…プ…プレゼント!?


しかもこれって…
アメリカのブランド
超高級ブランドではないか!!



「キキが気に入るかわかんないけど、私が選んだのよ~。学校行くときしていくといいわよ!」



ワクワクしながら、
紙袋開けたら…



ドストライクなマフラー。


首寒かったんだよね~。


「テルミさん、孝文さんありがと~。しあわへ~」



「ふふ…良かったわ。」



ちょっと学校に付けんのは
もったないきもするけど…



大事に使うよ。



「親父俺にもくれよ…」


ボソッと言った陸。



「ねえ♪」



笑顔で言う孝文さん。



恐っ!


でもちょっと落ちてたから


ハッピーだ。