「あのな、俺しばらく
塀のなか行かなきゃなんねえ。」



「塀の…中って。
捕まるの?」



「あぁ。
今回は騒ぎになったからな。俺も責任とって行かなきゃなんねえんだ。トウヤたちは居るが。」



警察も動いてるって
聞いたから覚悟はしてた…



でも…




離れたくなかった。




「そっか。
待ってるから♪」


「寂しくねえ?」



「そりゃあ…。
けど待ってるから。ずっと。うちには遊星しかいないんだから。」



「ふっ…。浮気すんなよ?」



「しねえよ。」


優しくキスをした。



深く…


甘く…








って…。



「ゆっ遊星!どこ触ってんだ!」



「乳。」



エロじじー



「おい…辞め…ろ…」



「なぁ。お前…これ…」


遊星が見ていたのは
腰から腹にかけて入れた
あの墨。



「だから言ったしょ?
うちには遊星しか居ないって。」



「痛いことしてんなよ…」


そう言ってるけど…


顔…にやけてるよ~




嬉しいのか?




「だから浮気なんてしないし…ってちょっと!」



ベッドの中に引きずり込まれた。




「ヤリ溜めしとかねえと…」


「はあ?ちょっ…んっ…
ここ…病院…」



「感じてんだ?」



このオッサンは
場所とかわきまえるのは備わっていないらしい。



でもそううまく行くわけねえし…




ガラガラっと開いたドア。

「遊星~。」




ほら。

慌てて離れて布団に隠れた。


「遊星って…お前等なんでベッドに居るんだよ?」



「この糞猿。」


陸くんさんきゅ。



危うく喰われるとかだったよ!



遊星は不機嫌だけど…