ーキキー



「お前鳴けよ…」


「鳴くわけない。」


今日もオモチャにされた。






でも全然平気。

だって、遊星が刻んであるから。


秀に頼んで腰に入れてもらった。


虎。


心は一生遊星だから。



「お前は、そんなに奴が好きなんか?」



「今更聞く?」



「ふっ。」



何…今の顔。



切なそうな遠い目…




そんな時…。