ヤクザのオッサン

しばらくして、
金髪の男がやって来た。

じっと見つめてくる。

何なんだよ…。

陸に会った時とおんなじだ…

陸、ユメノ…会いたいよ。




「…よ!」


よって何だよ。


「アンタも宇治島組?」


「まあな♪俺は葵アオイだ。
お前可愛い~。」



クシャクシャ頭撫でられた。


何だコイツ…


「此処に来て何日たった?」



「まだ1日だ。
ほれ。餌…。頭まだ来ねえから食っとけ。」



おにぎり2つ。



食えるわけねえだろ…


アホか。



でも手錠外してくれた。



「だあ…!!窮屈だった!」



「ぷっ…。お前威勢がいいな~。こんな状況で落ちてるかと思った。実の父親に売られたんだぞお前…」



「別に…」



そんな事はどーでもいい。


あんな奴死んだって構わない。



ただ遊星と居られないのが辛い…。




だけど泣いたら
ダメだから、



泣かない。



本当はさ泣きそうだけど…



「父親…あの人はアンタらとどーゆう関係?」


「興味あんのか?」



「いや…」



「教えてやるけど…
それ食え。バレたら頭に殺されっから。」