ヤクザのオッサン

リビングでコウタと遊んでたら、


「おお!遊星、そのチビお前の女?」


タンクトップ。
背の高くて、細マッチョ。
黒髪のサラサラ、顔イケメン。

見た目30代前半くらい…


の男の人が来た。


肩にかけて墨が入ってる。

つうことは、


この人が…


「孝文さん、俺の。
あんま寄るな…」


会長…。


イケメン!ユメノの言うとうり。

雰囲気普通のパパだ。


「遊星が溺愛してるって噂だけどマジでタイプ!チビ~。俺のになるか?」


テルミさんが呆れてる。


この男衆は女グセ悪いんだから…



「ならない!」


「あ゛?お前この俺をふんのか?遊星どうゆう教育してやがんだ!でも嫌いじゃねえ…ガーハッハッハ~」


「孝文さんはいくつなの?」


敬語なんか使わない。



「俺?40。」


「見えない…」


「だろ?よく言われんだ。キキ、遊星と喧嘩したら俺がぶっ飛ばしてやっから。」


ポンポンっと頭を撫でられた。


なんか…安心する。



遊星はいい人に巡り会えたんだな。