ケンケンでリビングにいって
びっくり…


「な、何これ…」


「お前の服とか、日用品…
女の趣味とかよくわかんねーからユリに付き合ってもらったんだが…気に入らねえ?」


リビングには大好きなブランドの紙袋が山ずみ。


それに…化粧品とか全部…


洋服…

カバン…



部屋着…


使うもの全部ある。


「全部買ったの…?遊星が…?」


「あぁ。」



すげえ…
金の使い方…

うちなんかにこんな使って…


「てゅか…こんな露出高いの完全にあの人の趣味でしょ…着なくはないけど…

あーカバンこれほしかったやつ。まじでいいの?」



「俺の服じゃブカブカだろ…」



「まぁ…。
金…またバイトで返すから。」



「たかがこれだけだ。
金ならいらねえ。それより、そんなかっこでうろつくな…襲われてえか?」



「ば…ばかじゃないの!
着替えてくる。」



買ってもらった部屋着。



夏だから楽チンなロンパース。


でも着替えにくい…


片足使えないと面倒だ。




「遊星…ありがと。
ユリって人にもお礼言っといて…」



「あぁ。」




「遊星ってさ、あーゆうのが好みなんだねえ~」


「アイツは俺の店の女だ。
まぁ…セフレだけど。」



「dreamって遊星が経営してんの?」


「経営…っつうか俺のとこがバックについてやってる。ちなみに、お前がクビになった店も。」



まじかよ…



「ったく不良娘が…。
さてと、キキ俺は事務所行くから。」



「うちも行く!」



「馬鹿…仕事なんだから来んな…」



「1人で何しろっつうんだよ…こんな足じゃなんも出来ねえから。」



ぶうっとふくれてると…



「はぁ。わかった。
そんかわり…大人しくしてろよ。」



遊星は優しい。



見た目恐いけど…