ヤクザのオッサン

支度を終えて
眠気眼のキキを車に乗せる。



鼻歌なんか歌って、
こんなキキを見るともっと喜ばせたいと思う。



俺が女に尽くすのはキキだけだろうな。



「遊星どこに行くんだ?」

「孝文タカフミさんの別荘。」

キキの好きな海もあって
人も好くねーし、
キキを独占できる。


ちょっと遠いけどな。




「会長ってどんな人?」


「かっけえぞ。」


「顔が?」


何でそんな興味津々なんだよ…。


ちょっと嫉妬。


「人間としてかっけえ。
今度つれて行く。」



「恐そう…」



「まあな。恐ろしいな。あの人は…」



キレたら半端ねえ。





ペラペラしゃべってると思ったら、寝やがった。




可愛い寝顔。



ガキだけど…。



俺ってロリコンなのか…