真山は、立ち上がり「やりたい!」と目を輝かせた。

篠原は、唇の端を歪ませて笑う。説教も終わった祥太が篠原の代わりに仕切りに入る。

「んじゃあ、真山と忍と栗山は買い出し任せた」

花火買っちゃいます?と忍が言えば真山は思いっきり頷いている。

「伊崎はハウス!」

「シバくぞ!!」

2時間後、飲めや騒げやと祭り状態になっていた。

笹にくくられた下品な願い事が風に揺られていた。



●end…………?……●