―――翌日 はぁ… またあの五月蝿い朝が始まるよ 「また、中森来てるよ」 「今日もパシりに使おうぜ」 「中森ってなんでいつも来てんだ」 「キャー寛人様達だわ〜」 「キャー騎羅様〜」 私の後ろに寛人達がいた あんまり私達は学校で絡まないんだよね 面倒臭いし… 「おい、地味子」 「おい、無視してんじゃねーよ」 と、この言葉と同時に男が肩に触ってきた 私の肩に触った? 私ってもう滅茶苦茶知らない人に体触られると本当苦手なんだよね 「はぁ…なんで…」