「誰がケネキを警察に捕まえて欲しいって頼んだのよ」




「いや、それは・・・」




タカルコワは言葉につまってしまった。




「私はこれでよかったの。あんたにこんなことしてほしいなんて思ってなかったわ」




「いやでも、あまりにもナスタが損しているじゃないか」




「あんたに私の何がわかるのよ」




ナスタの怒りはおさまらない。




ひとしきりナスタの攻撃が続いた。