ケネキの逮捕により、ナスタはシュキヤモの街で働く必然性を失った。




ナスタはルオウヒネの街に帰ってきた。




そして、タカルコワのもとを訪ねた。




タカルコワは笑顔でナスタを迎えた。




「やあ、おかえり、ナスタ」




ナスタは憮然とした表情をしていた。




「余計なことをしてくれたわね」




「え、余計なこと」




タカルコワは驚いてしまった。