この場所で過ごして 1




「まあお前が嫌がるならいいや」


「へ…?」


「でも…、俺は本気でお前の音好きだから」



こいつ…



「…待って」


「あ?」



男子は振り向いた。



「ちょっとだけなら演奏してもいいよ」


「まじか!」



男子は嬉しそうな表情になった。