この場所で過ごして 1




「だったら上来る?」


「いいのかよ?」


「別にお昼だし、変なことしなきゃいいよ」


「やったー!」



すると草宮は階段を早く登る。


よっぽど暑かったようだ。



「名央さまも乃香さんのおかげで学校に慣れてきました」


「そうですかね…?」


「はい」



竜矢さんは微笑む。