この場所で過ごして 1




「うん…」



友達がいなくて寂しい。


だから誰かの声をずっと待っていた。


荒木さんも誰かが自分のところに来るのを待ってたはず。



「荒木さんならまだ可能性あるよ…」


「……」


「ちゃんと堂々としてれば誰かわかってくれるはずだよ」


「そんなのいない…」


「ううん、いると思えばきっと現れる」



だってあたしはそう思ってきたから



先生に出会えたんだ。