この場所で過ごして 1




「名央くんに近づかないでよ」



荒木さんは教室に入ってあたしに寄ってくる。



「名央くんはあたしのものなの!!」


「…いい加減にしなよ」


「何がよ!!」


「別に草宮くんのことは好きでいいよ、けどあたしだって草宮くんと話したいって思うときがある」



すると荒木さんは歯を食いしばった。


そして近くにある机をおもいっきり叩いた。