この場所で過ごして 1




すると草宮くんの後ろ姿が見えた。


いた!



「草宮くん!」



草宮くんは立ち止まり振り返った。



「乃香…」


「ごめんなさい!」



あたしは深く頭を下げた。



「あたし別に草宮くんのこと…」



その時肩を触れられた感じがした。


あたしを顔を上げた。



「ばーか」


「へ…?」