この場所で過ごして 1




「…竜矢さん」


「はい?」


「あたし、草宮くんがいないと寂しい感じがした」


「はい」


「だから、草宮くんのとこに行ってもいいですか?」



すると竜矢さんは微笑んだ。



「はい」



あたしは頭を下げて走り出した。


草宮くん…


草宮くん…


なんでこんなに考えちゃうんだろう。


それだけあたしにとって必要な人になったのかな…?