この場所で過ごして 1




「俺、早くお前らの役に立つように頑張るからな!」



草宮くんは大声を出してあたしに言う。


そんなに部活のこと楽しみにしてるんだ。



「…わかったよ」



あたしはそう言って再び歩き出した。


やっぱり草宮くんはいい人なのかもね。



でもまだなんだ。


まだ信じられないんだ、あたしは。