この場所で過ごして 1




「おい!乃香!!」


「わっ!!」



突然草宮くんはあたしの隣に現れる。



「呼んでるの聞こえないのかよ?お前医者行ったほうがいいんじゃないの?」


「うるさいな…、少しはボリューム下げてよ…」


「お前みたいな聞く能力衰えてるやつにはこれぐらいがお似合いだ、あー!!」



草宮はあたしの耳元で大きな声で叫ぶ。


ほんとに迷惑なんですけど!



「あの、部活始まるんで準備させてくれません?」


「へいへい」