そして夕飯を終えて俺は部屋に戻ろうとしてた。 「名央」 「あ?」 呼び止めたのは親父だった。 「もう問題は起こすなよ」 「わかってるよ」 「母さんがいちばん悲しむことを忘れるなよ」 親父はそう言い残して去った。 母さん…か… 俺は窓の外を見た。 外には三日月が綺麗に出ていた。