「俺、乃香のこと嫌いじゃないから!」 「へ…?」 「お前は信じないと思うけど、お前が嫌われものでも俺はお前のこと嫌いじゃないから」 あたしは草宮くんに背中を向けた。 「…早く講堂来てよね」 「おう!」 あたしは草宮くんの返事を聞いて講堂に向かいだした。 あたしは黙々と譜面台を運ぶ。 さっきの言葉があたしの頭に残っていた。