「わわ、すまねぇ!」 草宮くんは慌てて離す。 「つか俺変なこと言ってたか?」 「別に」 敢えて寝言を言ってたのを言わない。 「ほんとか?」 「あたし講堂戻るから」 「おい!無視るな!」 あたしは譜面台を持って講堂に向かおうとする。 「なあ!乃香!」 「なに…」 「悪かったな!」 え…?