Blood Smell

でも
先生の表情は変わらなかった


「とりあえず
すぐに病院へ行こう。」


「…でも
保険証とか親とか…。」


「その辺は俺が上手くやるから。
今は
何も心配いらない…

とにかく
ゆっくり休め…。」



上手くやるって…
一体どうする気なんだろう…?


なんて考えたけど

先生の振動に
心地よくゆられているうちに

私は
意識を手放した