Blood Smell

「…。」

もはや
言葉も出なかった


先生でもどうにもできないという事は
自体は
大きく動いてるという事で

とうてい
私なんかが出来る事もない…


「斎藤たちの攻撃に便乗して
他のライカンの動きが活発になってる。

もちろん…ヴァンパイアも…。

ここまできたら
一刻も早く
斎藤達を…」


先生は言葉を濁した


「…とにかく
…ライカンとの全面戦争だけは
避けなくてはいけない。

もしそうなれば…

人間たちも危険になる…。」



私は
何も言う事が出来ず

ただ
その場に立ちつくしていた


さっきから頬を温かい涙が伝う


でも
そんなのすらどうでもよかった