Blood Smell

「今からする話は…
…普通の人間にはきついと思う。

それでもいいか?」



先生の真剣な視線が
私の視線と絡む


「…はい。」

私は瞬きもせず
まっ直ぐその視線を受け止め
力強く返事をした


先生はそんな私を見て
納得したように頷くと
静かに話し出した



「ヴァンパイアの世界には
皇族と同じ力を持つ階級があるんだ。」

混血のヴァンパイアよりも稀少で

高貴な伝統ある
純血ヴァンパイアしかなれない皇族


それと対等の地位…?


「それが教皇…。」


「教皇…。」

かみしめるように私は口にした