Blood Smell

どうして先生の声は
こうも魅力的なんだろう…


初めて
授業を受けてるときは
怖くて
冷たくて
恐怖を付きつけるような声だったのに



一度
その冷たいぬくもりに触れちゃったら
骨まで溶かしそうなくらい
頭に…心に…
甘く響く…



ゆっくり
先生は顔を近づけてくる


そして
静かに重なる唇

その冷たさに酔いしれる間もなく
口の中に入ってくる
先生の想い


「んっ…」


次第に深くなる口付けに
すべてを忘れて
溺れかけた時



ある事を思い出して

飛びかけた理性をかき集めて
精一杯の力で
先生の胸を押した