Blood Smell

先生は私を好きだと言ってくれる

一人の人間として
女として
愛してるって言ってくれた

その先生を侮辱するような言葉は聞きたくない


私は先生を信じてる

『…目を覚ませ。
あいつらは…!!!!』


急に斎藤君は立ち上がり身構える

その直後
目の前に金髪が揺れていた

すらりと伸びた手足に
引き締まった大きな背中


「先…生…?!」

「彼女に手出しはさせない。」

先生は聞いた者を恐怖に突き落とすような
冷たい、恐ろしい声で
斎藤君を威嚇する