Blood Smell

次の日は学校を休んだ
目がはれて人に合わせるような顔じゃなかった

そして何より
先生と会うのがイヤだった


考えないように
考えないように

そう思えば思うほど
私の中で
先生の存在は大きくなって


溢れる涙は止まることを知らなかった


ただ涙を流して
一日を過ごした