先輩とバスケ

「ただいまー」


あたしは隼人さんの後ろに着いて、小さな声で『お邪魔します』と言った。



「お帰り。あれ?彼女?こんばんは。ゆっくりしてってね?」



「はい。」



隼人さんと梅のお母さん。明るそうな人でいい雰囲気のお母さんだ。



「早苗は?」


「んー佐山君とデートじゃない?あ!これお父さんに言ったら機嫌悪くなるから止めてね?」


「おう。」


隼人さんのお父さんどんな人なんだろう。


きっと梅がかわいくて仕方ないんだろうな。


それなのにあたしは何してたのよ。


あー本当自分に腹が立つ。


「二階行くか」


「あーはい」