先輩とバスケ

周SIDE


沙羅ちゃんを見送ってから俺は隼人を担ぐ。


「おいテメェ。いい加減おきねぇか!」


「んー沙羅ぁー…」


こいつも彼女にゾッコンか。

あー俺も彼女欲しいなーなんて思いつつ、起きない隼人をおんぶする。


「沙羅ー」


「はいはい」


「眠いー」


「はいはい」


愛されてんなー沙羅ちゃん。


「沙羅…好き…」


うわーやべ…今本気で殴りたくなった。



小さい頃から友達だった隼人だけど、こんなに誰かに夢中な隼人ははじめてみた。


俺も今年は誰かとクリスマス過ごしてぇな。

最近ずっと一人だからな。

でもまぁ、学校についてこいつを一発殴ってからでも遅くはないだろう。


「…好き」


「うっせぇ!」