先輩とバスケ

「沙羅…頑張ったね…」



マネージャーの佐久間さんがあたしをベンチに戻す。


「佐久間さん…負けた…」



「うん。でもみんな頑張ったでしょう?」


「でも…」


佐久間さんはあたしの頭を優しく撫でてこういった。


「沙羅、あんたが3年になった時に全国で頑張ってくれればいいんだよ。」



佐久間さん、三年生で凄くつらいはずなのに…。


あたしばっかり泣いてちゃダメだ。



だけどやっぱりつらい。