「じゃあまたねー」


彩が手を振ってくる。


「うん、また明日」


もちろんわたしも振り返す。


また明日…

明日もいつもどおりだと思ってた。

いつまでもこんな日が続くと思ってた。




でも、真実は残酷だ…