「天音、……双葉」 あーあ、今日はとことんついてない 「なー聞けよ!俺、双葉ちゃんに嫌われちゃった…ぐすん」 「南先輩気持ち悪い…」 とりあえず知らないふり 「…双葉」 「…っ」 なんて出来ないらしい 「なんですか、広瀬先輩」 私の呼び方が変わったことに驚いている先輩はやっぱりあの頃と変わらない 変わったのは私 私だけでいい