ウチがさっき噛んだ龍神の腕を盗み見てみたら血が滲んどった。 そりゃ、痛いわ… 何で噛まれたか分からんアホの龍神はウチの腕をまた強引に引っ張った。 龍神は分かりやすくドアに着けられたネームプレートに書いてある[LUKA]の文字を見つけては、その部屋に入り鍵を閉めた。 まだ一度も使ってないウチのベットにウチを突き飛ばすと直様、龍神がその上に覆い被さってきた。 『………えっ…?』