もう食事を終えた龍神は正座しとるウチの腕をつかんでウチを引きずるようにしてリビングを出たかと思うと抵抗するウチをよそに強引に手をひいて階段を登って行く。 抵抗するウチはもちろん、 『っ痛い痛い痛い痛い痛いっ‼』 壁や手すり、階段、そこらかしこに手足をぶつけ回っていた。 階段を登りきった時にはもう身体が痛いのなんのって…。 痛くて痛くてどうしようもなかったウチは鬼畜龍神の腕を思い切り噛んでやった。 「っ‼何しやがんだテメー‼」 えぇ、逆ギレなんっ!マジでっすか!