三分後…


「何でもっと早く言わなかった」
『自分、誰からも許婚の話しなんかされてなくて、全く知らんくって車の中で言われたから
マジでびびって気絶した…』


すべては父上と母上のせい…


「……」

『……』

「つまりさぁ…龍神と琉嘩ちゃんが許婚で将来的に結婚するってことだよね…?」


…蒼…結婚とか言うな………


「そうゆうことだ」

即答した…


『龍神は嫌ちゃうん?こんなブスと結婚させられるんやで?』

「別に嫌じゃねぇ。…それに
そこまでブスじゃねぇ…」


あっ…あったかい…

……龍神と一緒におったら…


……心があったかくなる…



ひょっとしたらウチは

龍神に…

…恋をしたんかもしれへん…