うん。
傷が痛いね。


「敦希、傷が痛いから離れて?」


「大丈夫?ごめんね?」


ゆっくり、離れた敦希はショボンとしていた。

可愛いっ!!
本当に、弟にしたいぐらいだ〜


「桜、大丈夫かっ?」


と、煉は傷跡を撫でてくれた。


なんだ、この気持ち…
煉に触られた場所が熱い…
なんで?
帰ったら、楓に相談してみようかな…