煉side


「煉、大丈夫?」


と、顔を覗いてくるのは敦希。

大丈夫じゃねぇよ。
俺のせいで桜は…
記憶を無くしちまった…

なんで、あの時優しくしてあげなかったんだろう…


「煉…ウジウジすんな!!」


「じゃあ!!俺はどうしたらいいんだよ!!」


俺は、南にキレた。


「てめぇのせいだろ?だったらてめぇが自分で解決しろ!!」