なんで、そんなに必死になってるわけ?


「だから、知らねぇって!!誰だよそいつら!!」


あたしの信じてる人は、楓と叔父さんだけだ!!


「桜、お前…記憶が…」


記憶?
何の話だ。馬鹿。


「楓、夜何食う?」


そろそろ作らないと叔父さんが帰ってきちまう!


「オムライス…」


「りょーかい♪」


あたしは、1人キッチンに向かった。