「ちげぇし…」


ほら、目を反らした…

決まりだね。


「煉…あたしは好きだったよ。別れようか。婚約者と仲良くね。ばいばい。」


あたしは、保健室を出て下駄箱に向かった。


煉…
あたしは、本気で好きなのに…煉は違ったの?

付き合った日に言ってくれた言葉は全部嘘だったのかな?


ははっ…
もう、いいや…