煉side 「煉?もう、いい?」 さっきから、ずーっとキスをしている俺ら。 前の方に、他の客が座っていてみんな映画に夢中だ。 「だーめっ♪もっとしようよ♪」 と、俺は桜にキスをした。 さっきのは、俺が悪い。 正直、かなり前に関係を持った女だった。 「ンッ…ンアッ…」 くすっ… 可愛い声だな。 なぁ? 桜、俺は本気で好きだからな? 忘れんなよ?