「煉?助けてくれてありがとう!」


と、あたしは自分から煉にキスをした。

まぁ、これで機嫌が治るでしょ(笑)


「桜…もう一回…」


「はいはい(笑)自分を責めないでね?」


あたし達は、映画が始まってもずっとキスをし続けた。
内容なんてどうでもいい。
今は、煉との時間の方が大切なんだ。

だけど、この幸せが無くなるなんて誰もわからなかった…