あれから数日・・・。

返事が来るかどうかも分からない・・・。

だけど自然と私は毎日朝学校へ行く前に、
ポストの中身を確かめてしまう。


そんなある日のこと。


返し忘れていた本を、放課後、人気の少ない頃を見計らって返しにいった私。

ホントは図書委員がいない時に返しに行ったらダメなんだけど.....。

明日は土曜日で図書室閉まってるしね。


「失礼しまーす.....」


誰もいないとは思いながらも、一応挨拶をする。

すると、突然下の方から声がした。


「おっと...水玉模様か...残念。」


下を見ると、自分の腕を枕にして、胡坐をかいて寝ている男子がいた。


「きゃっ....きゃーーー!」


とっさに私がそう叫ぶと、彼は片手で私の口を塞ぎ、


「ちょっと、ちょっと....ホントは図書室放課後立入禁止なんだから...バレちゃうじゃん?」


そ、そんな事言われても...。

ホントにビックリしたし、しかも...

さっきパンツ....見られてたような...。