その後位からシュウちゃんは、抜け殻のように仕事にも身が入らなくなっていた。


ご飯も喉に通らない程痩せていった。


会う回数も日に日に少なくなっていった。


私は、シュウちゃんの弱ってる姿を見ていられなかった。


だから思いっきりシュウちゃんの頬を叩いた。


ばしっ


弱ったシュウちゃんは、なにもいわなかった。


『ねぇ、シュウちゃんこんなシュウちゃんを見てたら先輩は、安心して天国に行けないよ』


『今のシュウちゃんなんて嫌い…』


シュウちゃんの家を飛び出した。


今は、あんな事言ったら逆効果って事は、分かっていたはずなのに…


あれからずっと


私とシュウちゃんは、音信不通だった。


たまにシュウちゃんの家の前を通ると気になって眠れない日が続いた。


友達は、別れなよって言うけど


私の事を毎日可愛いって言ってくれて


優しく頭をなでていいこいいこしてくれたり


ケンカしてもいつもシュウちゃんが先にごめんって折れてくれたよね
そんなシュウちゃんとの何気ない日々が頭によぎる。

もぅ隣にシュウちゃんが居ない事に涙が止まらなかった。


シュウちゃんがいない日々は、地獄だ


悲しい顔をしてる私を見て友達が言ってくれた。

『今の美香を見てるとシュウって人と同じじゃん美香が先輩の変わりに元気あげなよ』


『美香が元気じゃないと私も笑えない。』


私は、親友の奈緒の言葉に涙が出た。


私は、その夜照れくさくて言えなかったから

奈緒にメールを送った。

ありがとう


私、頑張るよ