Loved…♡

部屋に入ると、確かに星玲那は寝ていた

まぁ当たり前なんだけど。

ヤベェ、マジかわいい。

気づくと俺は星玲那の柔らかな唇にキスを、
そっと触れるだけのキスをしていた

急に自分がしたことに恥ずかしくなってきて顔が赤くなった。

なにやってんだ

「んっ―…‥。」

あっ!ぶね!

バレるかとおもったー

ほんと、あぶねーよ!


なぜだか突然ガバッと星玲那が起き上がった。

そして何やら首を傾げ、2度寝をしようとした

けど、これ以上寝かせているわけにもいかず、阻止。


「おい!いつまで寝てんだよ!」

「うわっ、ママ?何?」


おいおい、お前声だけでわかれよ〜

「あいにく、俺はおまえのママじゃありませんけど?」

「って何で勝手にあたしの部屋に無断で入ってきてるの!?」

「無断じゃねぇよ、無断じゃ」


いちいちこーゆーとこはこまけぇんだから

そう思いながら、頭をかいた。


「玄関で待ってたら、絢香さんに起こしてきてって頼まれたんだよ。」

「とにかく出てって!!」

「あ?何で?」


あ~俺、大人気ねぇ~↓


「何でもなの!な・ん・で・も!」

「言えよ、理由。」

「着替えるからでてけ~!!」

「何でだよ?いいじゃん。それに俺はおまえの事、一人の女としてみてねぇから。」


何言ってんの俺?

バカじゃん。ココロにもないこと言って

あからさまに傷ついた顔をした星玲那。

だけど俺は気づいてないフリをして、自分の気持ちを隠した、




「いーから出てって!」


俺は名残惜しそうな顔をし、渋々と部屋を出た

玄関の前に自転車を付け、星玲那を待つ