Loved…♡

急いで荷物を机の中に放り込み、いそいそと着席した。


「星玲那も後先考えずによくやるねぇ~」


ニヤニヤしながらあたしを見る菜乃華。


「寝坊しちゃったんだからしょーがないでしょー!!」


菜乃華とは顔を合わせないよう、背を向けた。


「まぁ、あんたの恋愛事情はこんがらがり過ぎるもんね。」


ハァーとなぜかため息をこぼしている。


「何で菜乃華が溜め息つくのぉ!?あたしの方がつきたいよ!」