甘党なアイツ








『あ、あの。しゅうせ、い。』








『ん?どした?』





取りこんだ洗濯を綺麗にたたみながら




集成はこっちをむいて優しく笑う。





決して悪い感じじゃなくて。



でも、マジメすぎもしないで。





みんなに好かれる、集成。



でも、それは「友達」として—・・・





『・・・あたしね、集成のこと・・・
 男として見れないの。』






いきなりのカミングアウトに


目を丸くする彼。